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理事長所信

~新たな時代に~

はじめに

 新型コロナウイルスの感染拡大 により、世界中が未曾有の危機にさらされて います。今まで当たり前だと思っていた日常生活や社会活動自体が制限され、先行きの 見通しがたたない中、企業の経営や雇用など経済に与えるダメージはリーマンショック以上といわれています。そのような中、テレワークや時差出勤といった 人と人との接触を減らすなど、感染防止に特化した働き方や新しい生活様式の定着など、世界は今までの常識が通用しな い新たな 時代に生まれ変わ ろうとしています。今こそ私たちは、設立 趣意書に記されている「新日本の再建は我々青年の仕事である」というこの言葉を、もう一度胸に刻み、世界と繋がる新しい日本の再建に向けて率先して挑戦し続けるべきではないでしょうか。
「常に成長し続けたい」そんな想いを胸に、私は8年前に前橋青年会議所に入会しました。入会前の自分は、今思うと小さな世界の小さな物差しでしか物事を考える事ができていなかったと感じます。そんな私に前橋青年会議所は測りきれない大きな物差しを与えてくれました。新たな時代にさらに広い視野を持ち、今までの常識にとらわれることなくスピード感をもって前橋青年会議所の歩みを前に進めてまいります。

新たなスタートを切った前橋青年会議所

 昨年 創立70周年を迎え、これまで運動を紡いでこられた先輩諸兄や、多くの市民や行政・他団体のご理解とご協力のもとに今の私たちの運動が在ることを改めて実感しました。この歴史を胸に、私たちは71年目の新たなスタートを踏み出します。
 時代が大きく変化する中で私たち前橋青年会議所も大きく変わる必要があります。チャーターLOMとして私たちは常に歴史と伝統を重んじてきました 。長き歴史の中で常に変革に挑戦してきた想いを受け継ぎ、「時代の変革者」としてチャレンジを続けていかなくてはなりません。
 会の運営や会議の方法、新たなメンバーを呼び込むためのメンバーの意識改革、そして市民や行政・企業といった地域に対す る 発信の方法など、あらゆる面で前橋青年会議所を根底から見直し、「良いものはさらに伸ばし、悪いものは見直す」そんな勇気をもって挑戦し続ける前橋青年会議所にしてまいります。

会員拡大が目的にならないために

 会員の減少は、私たちが抱える大きな課題です。近年「全員拡大」を掲げメンバーへの拡大意識醸成に取り組んでまいりましたが、未だメンバー全員の拡大意識の醸成には至っていないと感じます。
 そもそも会員拡大はなぜ必要なのでしょうか。青年会議所の存続のために会員拡大が必要なのでしょうか。自分たちが住む地域に関心を持ち、地域や未来ある子供たちのために行動する仲間を一人でも多く増やしていくこと。それこそが青年会議所運動の根幹であり会員拡大の目的であると考えます。すべてのメンバーが自信をもって大切な人を入会させたいと思える会であるならば、会員拡大委員会を設ける必要もありません。メンバー一人ひとりの前橋青年会議所への想いを高め、拡大委員会に責任を押し付けるのではなく、自分たちの前橋青年会議所の未来のために率先して行動する、そんな理想の会員拡大を現実するために、組織や意識を改革し全員拡大の実現に向け取り組んでまいります。

メンバーの心を含めたトータルコーディネ ー ト

 市民の心を動かせない情報発信は単なる自己満足でしかありません。JCしかない時代からJCもある時代へと変わり、多くの団体がそれぞれ特色のある運動を展開しています。私たち前橋青年会議所がどのような団体で、何を目的にどのような運動を展開しているのか。それを理解している市民がどれだけいるでしょうか。
 情報発信手段の多様化とインターネットやスマートフォンの普及により、情報の受け手側が自分にとって価値ある情報を見極め、選択できる時代となった今、運動のターゲットを絞り、最適な方法で発信する戦略的な広報活動が必要不可欠です。
 メンバーが自社の広報戦略に活用できるような、時代のニーズ にあわせた最適な広報手法を選択し、効果的な内外への広報 活動を展開していくとともに、市民に対し前橋青年会議所が発信する運動や事業と前橋青年会議所を結びつけることができるブランディングを戦略的に実行していきます。
 発信した情報を受け手に選ばれるものとするためには、その情報を発信する主体である前橋青年会議所そのものの認知度を向上させ、情報の価値を高めていかなければなりません。前橋青年会議所の存在感や魅力がさらに高まるブランディングを実行 し 、 地域における「素敵な団体」として認識されるようメンバー自身の意識を含めた 情報発信の改革を行います。

新たな時代に対応出来る人材を育成するために

 新型コロナウイルスが経済や社会に与えた影響は、私たちメンバーの企業においても死活問題となっています。ニューノーマルという言葉に象徴されるように、時代は大きく変わりコロナ以前の状態に戻ることはほぼ不可能と考えます。
 青年経済人として、地域の更なる発展を目指す私たちは 、基盤となる社業の発展のために、常に時代の変化に対応し、挑戦し続ける人間でなくてはならないと考えております 。
 新たな時代だからこそ、大きな変化をチャンスと捉え時代に合ったビジネスを創造し、夢を描を描けるようなけるような人材となるために、ビジネスマンとしての基礎的な能力である主体性・思考力・人間力の向上を図り個人の能力の育成に努めてまいります。

青少年の学ぶ機会と世界を身近に感じるネットワークの拡充のために

 ウィズコロナの時代において、急速に社会はオンラインでのつながりを強め、世界は飛躍的に身近になり、あらゆる分野において今まで以上に競争も激化していくと考えます。
 これからの未来を生きる青少年には、今まで以上に世界を身近にとらえ 主体性や創造力を持ち将来を描く必要があるのではないでしょうか。
 次世代を担う青少年はこの地域のたからです。 積極的に世界へ飛び込んでいけるように地域全体で子供たちを育てるという意識を高め、青少年の育成を担う地域の意識を 改革し、これからの未来を創る子どもたちの 10年後・20年後を見据えた教育をしていくことが大切です。
 多くの青少年が世界を身近に感じ、広い視野を持って積極的に世界へ飛び込んでいけるように、地域から意識を改革し、青少年に多くの機会を提供します。

活気に満ちた 地域を 取り戻すために

 新型コロナウイルスの感染 拡大 防止 と三密を避けた新しい生活様式の実践により、日常生活や経済活動の制限にとどまらず、地域のお祭りやイベントまでもが中止という選択肢を余儀なくされています。地域が活気を取り戻し再び輝きを取り戻し 輝くために、行政や各種団体はウィズコロナやアフターコロナの名の下に感染拡大防止を最優先に考えたイベントやお祭りの開催に向け試行錯誤を重ねています。今こそ私たち青年会議所 が 不安を抱えながらも新しい活性化の形を模索する地域にとっての光となるべきだと考えます。
 今年度は前橋青年会議として65周年以降取り組んできた花火大会との関わり方についてはっきりと方向性を定め、全メンバーが一丸となり、行政や各種団体と連携し市民が誇りに思える花火大会構築に向け邁進してまいります 。
 また、昨年の70周年を機に今まで以上に強く結びついた行政や 多くの団体・企業とさらに強い絆で繋がり、多くの市民を巻き込むことで、活気に満ちた故郷前橋の再興に向け市民意識を醸成し、地域の発展に向け、前向きに挑戦してまいります。

おわりに

 「挑戦し続ける」私たちは、前橋青年会議所のメンバーである以上、常に気概を持ち続けなければなりません。地域の未来を考え挑戦し続けている私たちは日々成長を遂げています。すべてのメンバーが自信と誇りを胸に前橋青年会議所の運動に邁進できるように、そして私を育ててくれた諸先輩方、多くのメンバーに恥じないように、感謝の気持ちと覚悟を胸にメンバーと共に成長し続けることを固く誓い、理事長所信とさせていただきます。
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