理事長所信
はじめに〜
私は、「前橋青年会議所の架け橋になりたい。」と胸に秘め今日まで前橋青年会議所に携わってきました。入会当時は漠然とした想いで携わってきましたが、年数を重ね様々な経験をとおし、多くの仲間に支えていただく中で、胸に秘めていた想いがより強くなりました。
青年会議所は、多様な職種の経営者、企業からの出向者など様々な立場のメンバーが所属をしています。前橋青年会議所の理事長職では、過去に会社員の立場での理事長はおりませんが、経営者でもなく、会社を継ぐ立場でもない私だからこそ見える視点や感じたことを元に、全力で今年度理事長職を全うすることで、今後も続く前橋青年会議所の可能性を広げるための架け橋になろうと強く考えています。
前橋青年会議所は、仲間と自己研鑽を積みながら地域のために運動を続けてきました。72年という月日の積み重ねは決して簡単なことではなく、先輩諸氏が積み重ねてこられた一つひとつが伝統となり現在の前橋青年会議所は形作られています。昨今の世界情勢や社会情勢により、変化が著しく不確実性の高い時代だからこそ設立趣意書に記されている「新日本の再建は我々青年の仕事である」という言葉を胸に、我々はJAYCEEとして地域市民に勇気をあたえ導き、先輩諸氏の想いを継承しながらも、失敗を恐れずに常に挑戦していきます。
青年会議所は、多様な職種の経営者、企業からの出向者など様々な立場のメンバーが所属をしています。前橋青年会議所の理事長職では、過去に会社員の立場での理事長はおりませんが、経営者でもなく、会社を継ぐ立場でもない私だからこそ見える視点や感じたことを元に、全力で今年度理事長職を全うすることで、今後も続く前橋青年会議所の可能性を広げるための架け橋になろうと強く考えています。
前橋青年会議所は、仲間と自己研鑽を積みながら地域のために運動を続けてきました。72年という月日の積み重ねは決して簡単なことではなく、先輩諸氏が積み重ねてこられた一つひとつが伝統となり現在の前橋青年会議所は形作られています。昨今の世界情勢や社会情勢により、変化が著しく不確実性の高い時代だからこそ設立趣意書に記されている「新日本の再建は我々青年の仕事である」という言葉を胸に、我々はJAYCEEとして地域市民に勇気をあたえ導き、先輩諸氏の想いを継承しながらも、失敗を恐れずに常に挑戦していきます。
可能性を広げるための全員拡⼤
未来を語り合う仲間の存在は、前橋青年会議所の運動の可能性を広げている私たちにとってなくてはならないかけがえのないものです。人数の減少補填のために会員拡大が必要なのではありません。勿論一つの要素としては必要ですが、それ以上に多様な人財が集う前橋青年会議所に新しい発想や地域のためを想う人財が集うことで、多くの可能性が広がり発展へと導くことができます。
共に成長し合える仲間を1人でも多く集い、拡大活動において強く意識し、紡がれてきた「全員拡大」を更に昇華し展開していきます。それには前橋青年会議所の現状を一人ひとりが把握し、当事者意識をもって前橋青年会議所の魅力を発信し、仲間を増やす必要があります。
また、コロナ禍において例会や事業がオンラインで行われることも多くなりました。それに伴い会員間においても直接触れ合う機会が以前に比べ減少したことにより、今まで以上に仲間を増やすだけではなく、互いを気にかけフォローし合う関係性の構築が必要です。
そして前橋青年会議所の魅力や運動を地域市民に発信し、私たちの魅力を知ってもらうことが会員拡大において重要となります。情報発信手段の普及により選択肢が増えた今、それぞれの特性を活かし、時代のニーズに合わせた戦略的な広報活動をする必要があります。それにより、運動に賛同する市民やパートナーが増え、「共に活動したい」と思われる情報発信を取り組んでいきます。
共に成長し合える仲間を1人でも多く集い、拡大活動において強く意識し、紡がれてきた「全員拡大」を更に昇華し展開していきます。それには前橋青年会議所の現状を一人ひとりが把握し、当事者意識をもって前橋青年会議所の魅力を発信し、仲間を増やす必要があります。
また、コロナ禍において例会や事業がオンラインで行われることも多くなりました。それに伴い会員間においても直接触れ合う機会が以前に比べ減少したことにより、今まで以上に仲間を増やすだけではなく、互いを気にかけフォローし合う関係性の構築が必要です。
そして前橋青年会議所の魅力や運動を地域市民に発信し、私たちの魅力を知ってもらうことが会員拡大において重要となります。情報発信手段の普及により選択肢が増えた今、それぞれの特性を活かし、時代のニーズに合わせた戦略的な広報活動をする必要があります。それにより、運動に賛同する市民やパートナーが増え、「共に活動したい」と思われる情報発信を取り組んでいきます。
未来を担う子供たちのために
今日の日本は急速な情報化の中で、物質的な豊かさや利便性・効率性が優先され、人々の価値観や生活様式が多様化しています。また少子化、核家族化の影響で子供たちは人と関わる機会が減少し、人間関係の希薄化により、様々な体験の機会が失われています。
子供たちがこの激動の社会をたくましく生き抜いていくためには、インターネットやゲームの世界では感じることのできない、人と人との関わりの中でこそ得ることのできる「感動体験」が必要ではないでしょうか。予測困難なめまぐるしい変化の中にあっても、子供たちは将来への夢や希望を持ち、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、お互いを思いやる心で生きる力を育むことによって、子供たちの未来を希望あるものにしていく必要があります。
未来を担う子供たちには、自分の道を自分で切り開いていくために、夢や希望を描いて欲しいと願っています。同世代の仲間と共に、学校や家庭などの日常生活では成し遂げることのできない貴重な体験を行政・他団体との連携し、何事にも前向きに挑戦する心、困難に立ち向かい乗り越える力、達成感から生まれる誇りと自立心を、「感動体験」をとおして希望溢れる地域の子供たちのために機会を提供してまいります。
子供たちがこの激動の社会をたくましく生き抜いていくためには、インターネットやゲームの世界では感じることのできない、人と人との関わりの中でこそ得ることのできる「感動体験」が必要ではないでしょうか。予測困難なめまぐるしい変化の中にあっても、子供たちは将来への夢や希望を持ち、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、お互いを思いやる心で生きる力を育むことによって、子供たちの未来を希望あるものにしていく必要があります。
未来を担う子供たちには、自分の道を自分で切り開いていくために、夢や希望を描いて欲しいと願っています。同世代の仲間と共に、学校や家庭などの日常生活では成し遂げることのできない貴重な体験を行政・他団体との連携し、何事にも前向きに挑戦する心、困難に立ち向かい乗り越える力、達成感から生まれる誇りと自立心を、「感動体験」をとおして希望溢れる地域の子供たちのために機会を提供してまいります。
共に創りあげる魅力ある地域づくり
前橋青年会議所は時代に即した課題と向き合い、それらに適応した魅力的な運動を続けてきました。今を生きる私たちもまた、当たり前であった日常が当たり前ではなくなり、様々な問題を抱えて生活しています。まだまだコロナ以前の日常に戻ったわけではなく、ニューノーマルな時代だからこそ、明るい豊かな社会を築き上げるために心を奮い立たせ、前橋のために変化を起こせる同志や、一人でも多くの地域市民と新しい未来を共に創りあげることでより活気に溢れた魅力あるまちづくりができると考えています。私たちが多くの時間や労力を使って地域のために事業を行っても、地域市民の参加や賛同が得られなければ、意味がありません。そのためには、今の地域の課題や状況を的確に捉え、事業構築することが必要です。
明るい豊かな社会に向け、同志や地域の方々と共に参画し、魅力ある運動を作り上げる過程を通じ共創意識を育みます。そして、地域のリーダーを有する前橋青年会議所に共感が寄せられ、地域の方々と共に未来を創るまちづくりに挑戦していきます。
また、2015年より開始した取り組みにより、前橋花火大会と前橋青年会議所との関係性が長年の実績により、大きく変わってきました。この関係性を築きつつ私たちの若い力と発想力を活かし、より多くの方に喜ばれる事業の展開をしてまいります。
明るい豊かな社会に向け、同志や地域の方々と共に参画し、魅力ある運動を作り上げる過程を通じ共創意識を育みます。そして、地域のリーダーを有する前橋青年会議所に共感が寄せられ、地域の方々と共に未来を創るまちづくりに挑戦していきます。
また、2015年より開始した取り組みにより、前橋花火大会と前橋青年会議所との関係性が長年の実績により、大きく変わってきました。この関係性を築きつつ私たちの若い力と発想力を活かし、より多くの方に喜ばれる事業の展開をしてまいります。
未来へとつなぐ組織運営
2013年公益社団法人として前橋青年会議所が新たにスタートしました。長年に渡り、様々な運動を行ってきた前橋青年会議所は、地域からの信頼をいただくことによって地域のために運動を展開することができています。この先輩諸氏から受け継がれてきた地域からの信頼を絶やすことなく、組織運営を行わなければなりません。
前橋青年会議所は、公益法人格を取得し10年の節目になります。社団法人から公益社団法人へ移行し、運営面において多くの変化がありました。私も含め多くのメンバーは公益社団法人になってからの在籍となりますが、未来の前橋青年会議所を担うメンバー一人ひとりが成り立ちや今までの検証、そして将来的にどのように組織運営をしていくべきかを考える必要があります。それにより、私たちが考える未来の組織、地域のためには青年会議所としてどのような運動をしていくのかを見据え、効率的に行い、永続的に発展できるようつなげていきます。
前橋青年会議所は、公益法人格を取得し10年の節目になります。社団法人から公益社団法人へ移行し、運営面において多くの変化がありました。私も含め多くのメンバーは公益社団法人になってからの在籍となりますが、未来の前橋青年会議所を担うメンバー一人ひとりが成り立ちや今までの検証、そして将来的にどのように組織運営をしていくべきかを考える必要があります。それにより、私たちが考える未来の組織、地域のためには青年会議所としてどのような運動をしていくのかを見据え、効率的に行い、永続的に発展できるようつなげていきます。
おわりに
「さぁ皆さん、ワクワクしていますか!!」
この言葉は2018年に関東地区大会を前橋青年会議所が主管をしたときのシュプレヒコールです。当時は疑問にも思いませんでしたが、今ではとても深い意味があったと感じています。私たちがワクワクした魅力ある事業を構築できなければ賛同者は得られません。それにより地域社会へのインパクトは薄れます。私たちがワクワクした魅力ある会でなければ、仲間は増えないと私は考えています。
前橋青年会議所は、過渡期に直面します。経験豊富なメンバーの多くが卒業し、残るメンバーの多くが入会3年未満になります。誰かのせい、何かのせいにしていては自己成長を止めてしまう要因になります。このような他責思考では組織は衰退します。自分たち一人ひとりが主体的に動かなければ魅力ある組織にはなれません。このような組織として変革期な今だからこそ、常に前を向き挑戦し、新たな時代に向けて、今まで以上にメンバー一人ひとりがワクワクする魅力ある前橋青年会議所をメンバー全員で一致団結し創ることが必要不可欠です。そして私自身、未来の前橋青年会議所の架け橋となるべく覚悟持って取り組んでいくことを固くお誓いするとともに、メンバーの皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、理事長所信とさせていただきます。
この言葉は2018年に関東地区大会を前橋青年会議所が主管をしたときのシュプレヒコールです。当時は疑問にも思いませんでしたが、今ではとても深い意味があったと感じています。私たちがワクワクした魅力ある事業を構築できなければ賛同者は得られません。それにより地域社会へのインパクトは薄れます。私たちがワクワクした魅力ある会でなければ、仲間は増えないと私は考えています。
前橋青年会議所は、過渡期に直面します。経験豊富なメンバーの多くが卒業し、残るメンバーの多くが入会3年未満になります。誰かのせい、何かのせいにしていては自己成長を止めてしまう要因になります。このような他責思考では組織は衰退します。自分たち一人ひとりが主体的に動かなければ魅力ある組織にはなれません。このような組織として変革期な今だからこそ、常に前を向き挑戦し、新たな時代に向けて、今まで以上にメンバー一人ひとりがワクワクする魅力ある前橋青年会議所をメンバー全員で一致団結し創ることが必要不可欠です。そして私自身、未来の前橋青年会議所の架け橋となるべく覚悟持って取り組んでいくことを固くお誓いするとともに、メンバーの皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、理事長所信とさせていただきます。